4月7日に緊急事態宣言が出され、5月25日に解除されました。
新型コロナウイルス（COVID-19）に対して、下記のとおり対応を継続的に施行すること を決定しました。

 

新型コロナウイルス拡大防止と院内感染のコントロールのために、継続して予約の制限、ソ ーシャルディスタンス（社会的距離）、処置内容・治療計画の変更などを下記のお願いいた します。

 

◆受付・待合室・予約での継続のお願い

① 当院に来院時の患者様と付き添いの方には手指の手洗いと消毒ならびにうがい薬での含嗽（うがい）をお願いいたします。

 

② 来院患者様とその付き添いの方には体温測定を行い、37.5度以上の場合は受診に関して延期させいただく可能性があります。ご理解をお願いいたします。

 

③ 待合室の定員は最大で９名と設置します。待合室の椅子は原則８脚として、それぞれ２メートル以上の間隔での設置を行います。

これは３密の改善目標に伴い、ソーシャルディスタンス（社会的距離）を得るため行います。仮に待合室の定員が９名 に満たした場合は、院外で待機していただき、携帯電話等での連絡にて院内にご 案内いたします。

 

④ 来院時、受付にて他の患者様の対応中は当院入り口前の待機をお願いいたします。

また、会計時は床の赤いラインにて待機をしていただきます。お声がけるまで待 機をお願いいたします。

 

⑤ 予約に関しては院内の１時間来院患者様定員数を７名以下にするためアポイントの重複が生じないように変更のお願いをさせていただきます。

 

⑥ 待合室の待ち時間の短縮の関しては受付・診察・診療・会計の流れを徹底し、院内滞在時間の短縮を務めます。

これに伴い、開院当初より進めている不特定多数に 接触する雑誌や遊具（キッズコーナー等）は感染リスクが高いため、当医院では継続して設置しません。ご理解をいただけれれば幸いです。

 

◆診療内容・診療時間のお願いについて

① 緊急を要する処置に関しては対応が可能です。咬んでの痛み、歯が腫れた、歯茎に痛み、親知らずの痛み、口内炎、入れ歯が痛い、仮歯が取れた、銀歯が取れた等の処置には応急処置は可能です。

コロナ渦のため、 症状に対して、ご自身での不要不急の判断がつかない場合は、電話にてご相談いただければ対応をいたします。お気軽にお問い合わせください。

 

② 緊急性の低いと担当医が判断した処置（定期的なメインテナンス等）はコロナウイルス拡大防止の観念から、宣言以降に予約の変更をお願いいたしますが、長期的なメインテナンス延期・解離は患者様のお口の健康の低下とを招く恐れがあります。

また、お口の衛生状況の劣悪化は肺炎・ウイルス感染のリスクにもなります。このため、当院では担当医が必要と判断した処置は新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに基づき、受診をお願いする場合があります。

 

③ 必須ではない処置ならびに観血的な（出血を伴う）処置に関しては状況を見て、延期をお願いしていました。しかし、長期的に経過観察を行うことが困難な症例を今回は自粛期間に出くわす機会が数回ありました。 このため緊急事態宣言解除にともない、当院では症例のトリアージを行い、緊急性のある処置と判断した場合は感染防止の配慮を行い、観血処置を行う可能性があります。

しかし、観血処置後に発熱を伴う場合もあり、発熱症状は新型コロナウイルス感染症の鑑別診断が困難になる場合があります。その際は医科施設・地域保健所と連携を取り迅速かつ適切な対応を行います。

 

④ エアータービン（歯を削る、金属冠を削る処置等）あるいは超音波スケーラー（歯石 を除去、プラークの除去等）を使用した処置に関しては必要と判断した場合のみ行います。

その際は飛沫感染防止のため口腔外バキューム・ラバーダム使用下、ならびに防護服のPPE（personal protective equipment）を厳守して、ビニールエプロン、フェイスマスクを着用にて継続して行います。

 

⑤ 当院の全スタッフはマスクならびにグローブは随時、着用して業務をします。

継続しスタンダードプレコーションに基づきに患者様が接触するドアのノブ、ユニット 周り（診療用）清拭を行い、スタッフにはWHOの推奨の５つの場面での手指衛生管理を行っております。

 

上記内容は『新しい生活様式』を実施して新型コロナウイルス（COVID-19）の拡大を防止するための取り組みです。患者様の一人ひとりの口腔内の健康と全身の健康を保つ事と我々、日本の危機的状況の改善の目標となります。

第１の緊急事態宣言から約2ヶ月間からの今回の解除宣言ですが、今後の状況として医学的かつ疫学的に『第2波』の懸念、むしろウイルスの畏怖に近いものがあります。

 

ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

今後の新型コロナウイルスの感染の拡大範囲によってはさらなる変更が考えられます。 その際は、随時方針の変更をご報告をいたします。